倒産からの軌跡第3章



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◆ 絶好調からピンチへ ◆

■3番目の店舗はかっこうのいい店舗が出来上がった。 
ただ2番目の店舗は 閉める結果になった。 
売り上げは良かったが、クレームなど資金回収回転率が非常に悪かったためだ。  

そしてまた 人数の関係もあり 店舗を出した
このころが28歳後半だった。 

■2番目の店舗だが資金の回転率も悪かったが、
それよりも責任者の成績売り上げが悪かった。 

営業ノウハウ

それに変ってめきめきと成長してきたのが 
最初からついてきてくれる端口君だった。 
かなりの売り上げを上げていて成績は天国と地獄の店舗が出来上がり 
大変なことだった 

■何が大変だったかというとその辺から派閥ができ始めた 
派閥といっても30人ぐらいの会社だが大変な日々を過ごした。

(こっちでがんばれ) 
(こっちでなだめて)
売れてる店舗の人間は、売れてない店舗をけなし、
売れてないほうは、ひがみ、やっかみが出てくる。

■私が店長のころは当たり前の作業だったが、
社長になり自分が経営している会社でこんなことがあったら
ひとたまりも無い状況だった。 


ミーティングなどは常に揉めていた。

■私が推し進めてきた指導の仕方であったが
売り上げの上がらないやつは去れという流れがあった。  

ただその流れの中に、最初からいた先輩がいるから厄介なことで、
「俺は経営者側だ」と思っている先輩の役員がいた 

■自分自身が私としてもいやになっていたが 
会社の事を考えればそれもしょうがない 
それからかなり悩んだ事は30人ぐらいまとめられないのであれば 
100億の会社は、無理だなという自問自答が常にまとわりついていた 

そうこうしているうちに 
売り上げの減少は資金繰りの回転に圧迫を与えていた。
そろそろ何とかしないと「これはまずいぞ」と思っていた。

■今おもえばこの時点ですでに会社は危機に直面していた。
そのころの自分といえば日々の生活と、仕事は増えたが、
相変わらず遊ぶ事はやめていなかった。

苦しい局面は何度かあったが攻撃の手は緩めるつもりはなかった  
人もじょじょに成長してきていたし1店舗は売り上げが上がっていた